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GoogleMap Clusterのカスタマイズ

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はじめに

最近GoogleMapマーカークラスタに触れる機会があり、その際にクラスタをカスタマイズをする必要がありました。調査の過程で知ったカスタマイズ方法を少し紹介します。

クラスタ内のアイテムクラス

公式ドキュメントにもあるように、クラスタ内に入れるアイテムとして、ClusterItemインタフェースを実装したクラスを用意します。

クラスタをレンダリングするクラス

DefaultClusterRendererを継承して、独自のレンダリング用クラスを作成します。
このCustomRendererで、親クラスのメソッドをオーバーライドすることで、見た目や挙動を変えていくことができます。

クラスタの色を設定する

親クラスのDefaultClusterRendererでは
private static final int[] BUCKETS = {10, 20, 50, 100, 200, 500, 1000};
というクラスタ内のアイテム数の区分を設定して、それぞれ別の色になるように設定しています。これを変えたい場合はCustomRendererでgetColorをオーバーライドします。

クラスタ化の最小個数を設定する

CustomRendererでshouldRenderAsClusterをオーバーライドします。

クラスタのクリックイベントを拾う

アクティビティもしくはフラグメントで、onClusterClickをオーバーライドします。
下記のコードでは、クラスタ内の1番目のアイテムを取得し、その位置にカメラを移動しています。

さいごに

いかがでしたでしょうか。
Android Studioでさくっとビルドして、挙動を見つつコードを確認できますので、興味がある方はドキュメントだけでなく、公式のデモアプリに触ってみることをおすすめします。

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