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React Router v7 + Cloudflare PagesでのOGPタグ設定とOGP画像生成

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はじめに

React Router v7とCloudflare PagesでOGPタグの設定とOGP画像生成をやってみたいと思います。

OGPタグの設定

全体で共通の設定

アプリケーション全体で共通の設定をするには、root.tsxのレイアウトコンポーネントに定義します。

meta()関数による動的な設定

React Router v7で、ルートモジュールごとに meta() 関数を定義することで、タイトルタグやメタタグを指定できます。ここで指定した内容は先ほどのレイアウトコンポーネントにある <Meta /> に入ります。

基本的には、Remix v2の時と似たような考え方ですが、React Router v7で導入された「型安全なルーティング」を活用しています。 meta() 関数のPropsの型として使っているのは、このルートモジュールを元に自動生成された Route.MetaArgs です。
今回は、この中に含まれている data を使っています。これは、 loader() の返り値の型になっています。

meta() 関数の戻り値は配列ですが、その1つひとつのオブジェクトは、以下のようなキーを指定することができます。

  • title
    タイトルタグを指定するためのもの
  • name
    メタタグの name を指定するためのもの。(descriptionやkeywordなどを指定する)
  • property
    メタタグの property を指定するためのもの。主に、OGPのプロパティを指定するために使用する。
  • content
    メタタグの content を指定するためのもの。

これで、以下のようなメタタグが出力されるようになりました。

 

OGP画像の生成

ここからは、React Router v7でOGP画像を生成し、メタタグに挿入するところまでをやってみます。
Remix時代のこちらの記事を参考にしながら、実装しました。

@vercel/ogの導入

OGPの生成には @vercel/og を使いますが、Cloudflare Pagesで動かすためにラッパーを使います。

middlwareの実装

OGPを生成するには、Cloudflare PagesのFunctions機能を使います。
今回は、各ページごとに異なるOGPを生成するため、Cloudflare PagesのMiddleware機能を使います。 functions/profiles/_middleware.tsx を作成します。
このパスに作成することで、 profiles/ 配下にアクセスされた場合のみに実行することができます。

OGP画像のレイアウトは以前作ったものをそのまま使ってみました。
実際に動作させるには、ローカル環境で pnpm run build && wrangler pages dev を実行するか、実際にデプロイする必要があります。

これで、以下の画像が生成されました。

メタタグにも以下のように挿入されています。

OGPチェッカーで確認

最後に、実際にデプロイしてOGPチェッカーで内容を確認してみます。

問題なく認識されていますね!

さいごに

React Router v7関連の情報はまだ少ないので、これからも調査して情報発信していきたいと思います!

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