Tech

[Unity]Terrain(地形)を使ってみた その2

投稿日:2019年7月8日 更新日:

はじめに

こんにちはsuzukiです。前回に引き続きTerrainの機能を紹介していきます。

  • Create Neighbor Terrain
  • Paint Terrain(前回はここまで紹介)
  • Paint Trees
  • Paint Details

おまけとして、StandardAssetを使ってみたいと思います。

Paint Trees

Paint Treeではマップ上に木のオブジェクトを追加することができます。
treeオブジェクトのPrefabを指定し追加します。treeオブジェクトは作成も可能ですが、方法は割愛させていただきます。
興味のある方は公式のこちらで確認いただければと思います。一度試しに作成してみましたが、無料のアセットの完成度に遠く及びませんでした。

それではAssetStoreから取得していきましょう。
今回はRealistic Tree 9 [Rainbow Tree]というAssetを使います。
インポートが完了したらAssets配下にTree9というフォルダが追加されます。

続いてTerrainを選択しスクリーンショットを参考にTreesを設定しましょう。
①Paint Treeを選択
②Edit Treeを選択
③Add Treeを選択
④Tree Prefabの右側の◎を選択

⑤配置したいTreeのPrefabを選択

⑥Addを選択

これで木を配置する準備が整いました。
テクスチャなどと同様にブラシを使って木を配置します。

  • Brush Size:ブラシの大きさ
  • Tree Density:木の密度
  • Tree Height:木の高さ(ばらつきを設定することが可能)
  • Tree Width:木の横幅(ばらつきを設定することが可能)

Terrain上でクリックすることで木を配置できます。
消す場合はShift + クリックでTreeを削除することが可能です。
こんな感じで木が生えます。

Paint Details

こちらはterrain上にオブジェクトを配置することができます。
草むらなどのオブジェクトはこちらを利用して配置することが可能です。

それではAssetStoreから取得していきましょう。
今回はYughues Free BushesというAssetを使います。
インポートが完了したらAssets配下にMeshesというフォルダが追加されます。

続いてTerrainを選択しスクリーンショットを参考にを設定しましょう。
①Paint Detailsを選択
②Edit Detailsを選択
③Add Detail Meshを選択
④Detailの右側の◎を選択

⑤Assetsタブを選択
⑥配置したいbushのPrefabを選択
⑦Addを選択

こちらで準備はできたのですが、Paint Detailsは結構重いという点に気をつけてください。
デフォルトの設定から、ブラシのサイズを小さくして試してください。

設定できる項目はこちらになります。

  • Brush Size:ブラシの大きさ
  • Opacity:追加されるオブジェクトの量
  • Target Strength:オブジェクトの密度

Terrain上でクリックすることでオブジェクトを配置できます。
消す場合はShift + クリックでTreeを削除することが可能です。
こんな感じで配置ができます。

おまけ

せっかくTerrainを使って地形を作ったので試しに地形の散策をしてみます。
方法は有名ですが、Standard AssetsのThirdParsonControllerを使ってみましょう。

まずはStandardAssetsをストアからインポートを行います。
インポートが完了したらAssets配下にStandard Assetsというフォルダができています。
Standard Assets/Characters/ThirdPersonCharacter/Prefabsの中にThirdPersonControllerがあるのでそちらを画面上に追加します。

追加したThirdPersonControllerにMainCameraをドラッグ&ドロップして子オブジェクトにしてカメラを調整します。

これで探索の準備が整いました。
プロジェクトを起動してみましょう。
ThirdPersonControllerを上下左右でThirdPersonControllerを動かし、スペースボタンでジャンプしてTerrainの探索ができます。

さいごに

コードを一切書かずにここ迄のことができるというのがとても驚きでした。
細かな調整や木のオブジェクトを自作したりキャラクターのアニメーションを作成したりする場合はとても大変なことですが、ある程度の作りたいものを表現するハードルの低さを感じました。
XCodeとSwiftだけで同じものを作れと言われたら、心が折れそうです。
SwiftUIあたりも触ろうとしてさわれていないので、勉強してみようと思います。

おすすめ書籍

Unityの教科書 Unity2019完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座 作って学べる Unity 超入門 スラスラ読める Unity C#ふりがなプログラミング

blog-page_footer_336




blog-page_footer_336




-Tech
-

執筆者:

免責事項

このブログは、記事上部に記載のある投稿日時点の一般的な情報を提供するものであり、投資等の勧誘・法的・税務上の助言を提供するものではありません。仮想通貨の投資・損益計算は複雑であり、個々の取引状況や法律の変更によって異なる可能性があります。ブログに記載された情報は参考程度のものであり、特定の状況に基づいた行動の決定には専門家の助言を求めることをお勧めします。当ブログの情報に基づいた行動に関連して生じた損失やリスクについて、筆者は責任を負いかねます。最新の法律や税務情報を確認し、必要に応じて専門家に相談することをお勧めします。


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

Sign in with Appleの実装

1 はじめに2 Sign in with Appleとは2.1 iOS レビューガイドライン2.2 つまり3 準備4 実装5 デザイン6 さいごに7 おすすめ書籍 はじめに こんにちは、nukkyです ...

【Unity】Raycastを利用して接地判定を行う

1 はじめに2 今回やりたいこと3 色々な接地判定4 Rayとは5 接地判定6 ジャンプのコードを記述7 さいごに8 おすすめ書籍 はじめに こんにちはsuzukiです。久しぶりにunityを触り色々 ...

C# マルチキャストデリゲートの備忘録

1 はじめに2 C#のデリゲートについて2.1 デリゲートの定義3 マルチキャストデリゲートについて3.1 追加方法3.2 削除方法4 さいごに5 おすすめ書籍 はじめに こんにちはsuzukiです。 ...

icon

ドキュメント作成の技術「テクニカルライティング」とは

1 はじめに2 テクニカルライティングとは3 少しでも分かりやすく、簡潔にする3.1 一文一義3.2 長くしすぎない、繋げすぎない3.3 長さの目安は?4 伝わりやすく書く4.1 まず主題を書く4.2 ...

react-icon

【React初心者】改めて主要なhookの使い方

1 はじめに2 useState3 useEffect3.1 useLayoutEffect4 useCallback5 useContext6 さいごに7 おすすめ書籍 はじめに 今回はReactで ...

フォロー

blog-page_side_responsive

2019年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

アプリ情報

私たちは無料アプリもリリースしています、ぜひご覧ください。 下記のアイコンから無料でダウンロードできます。