Tech

【Flutter】背景ぼかしなど簡単な画像操作をImageFilteredで行う

投稿日:

はじめに

背景のぼかしや、画像のローテートなど、簡単に行いたい時に便利な方法を紹介したいと思います。

準備

今回は外部パッケージは使わず、標準のdart:uiに含まれるImageFilteredを使用するだけなので、使用したいソースに以下のimportを行えば準備完了です。

 

実装

ぼかし(ブラー)

使用するには効果をかけたいウィジェットをImageFilteredで囲んで、imageFilterに効果を与えるだけでOKです。ウィジェットにぼかしをかけたい場合は以下のようにします。

blurの場合は縦軸と横軸に大きな数値を設定するほど、ぼかしが荒くなります、例えば標準の場合、

サンプルと同じく縦横5で指定した場合、

横のみ5で指定した場合、

縦のみ5で指定した場合、

この様に、ぼかし方にも差が出てきます。

マトリックス

imageFilterにはマトリックスを渡すこともできます、Matrix4を使用することで移動や、回転などを行うこともできます。

BackdropFilterとの違い

ImageFilteredと同じ様なことができるBackdropFilterというものがあります。扱えるパラメータもほぼ同じでブラーの場合以下の様になります。

では、両者の違いはどこになるのかというと、ImageFilteredはそのchildのみに効果を発揮しますが、BackdropFilterはその下のchild全てに効果を発揮します。ですので効果を効果を何処にどのようにかけたいかで選択していく事になります。

さいごに

親のウィジェットのみに効果をかけたい場合や、簡単にローテートやブラーがかけれるので、気軽に使えそうです。

おすすめ書籍

現場で使える Flutter開発入門 (Compass Booksシリーズ) はじめてのFlutter入門: iOS/Androidアプリ開発の⼀歩を踏み出そう!

page_footer_responsive




-Tech
-

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

MLKitで使えるTensorflow Liteについて調べてみた

1 はじめに2 そもそもTensorflowとは3 そしてTensorflow Liteとは4 Tensorflowの環境構築4.1 pyenv, pyenv-virtualenvをインストール4.2 ...

iOS13ダークモード対応

1 はじめに2 一時しのぎ3 実装3.1 UI Element Colors3.2 Color Set3.3 コードで描きたい3.4 カスタムのカラーを定義する3.5 画像をモードで動的に変更したい4 ...

【Unity】Animatorを利用するための基本知識

1 はじめに2 Animator3 Stateの追加4 Transitionの追加5 パラメーターの作成6 さいごに7 おすすめ書籍 はじめに こんにちはsuzukiです。今回はunityのanima ...

ReactNative入門

1 はじめに2 そもそもReact Nativeとは3 JSXとは3.1 JSXに値を埋め込む3.2 属性の値を設定する3.3 関数でJSXを作る4 コンポーネントとは4.1 再利用性4.2 新規コン ...

react-icon

[React初心者]カスタムフックについて学ぶ

1 はじめに2 Ract Hook(フック)とは3 カスタムフックの実装3.1 フックのルール3.2 カスタムフック3.3 カスタムフックの実装4 さいごに5 おすすめ書籍 はじめに 今回はReact ...

フォロー

blog-page_side_responsive

2022年2月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728  

アプリ情報

私たちは無料アプリもリリースしています、ぜひご覧ください。 下記のアイコンから無料でダウンロードできます。