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GRIT(やり抜く力)

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こんにちは、onoです。
優れたパフォーマンスを発揮する人を目にした時、皆さんはどのように感じるでしょうか。

「あの人には才能がある」と感じる人が多いかもしれません。

しかし、その誰もがみな特殊な才能を持って生まれてきたのでしょうか。

今回は、人生を成功に導くための能力「GRIT」について書かれた「やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける」についての書評となります。

 

本書について

本書ではGRIT(やり抜く力)とは何か、なぜ重要なのか、どうすれば伸ばすことができるかについて書かれています。

GRIT(やり抜く力)とは何か

GRITとは、
どんな困難にぶつかったとしても、大きな挫折を経験したとしても、
投げ出さずに自分の目指している大きな目標に向かって一歩ずつ前進し、成し遂げる力のことです。

GRITの強い人には情熱と粘り強さが備わっています。
この2つの要素が目標を達成するために重要です。

ここでいう情熱とは、一日に何時間もがむしゃらに打ち込むということではなく、目標を達成するために何年もたゆまぬ努力を積み重ねるということです。

なぜGRITが重要なのか

では、なぜGRITが重要なのでしょうか。

GRITが強ければ、たとえ大きな才能がなかったとしても、ある分野において(頂点に立つことはできないが)一流になることができるからです。

逆にGRITが弱ければ、どんなに才能があっても大きな成果を出すことはできません。
また、本書の最後ではGRITの強さと幸福感や健康は比例関係にあるとも書かれています。

GRITと才能との関係

何かを上達させるために才能が不要とは言いません。
しかし、多くの人は才能を過大評価しています。

人は圧倒的なパフォーマンスを発揮する人(たとえばオリンピック選手)を見ると、
「素晴らしい才能を持っているためだ」と、あたかも才能によって成し遂げられていると考えがちです。

確かにオリンピックで1位になるほどにもなると才能があることは間違いありません。
しかし、才能だけでは決して1位にはなれません。
人の見ていないところで血の滲むような努力を何年も何十年もつづけているのです。

そして、才能の大きさとGRITの強さに相関関係はありません。
それは、本書のはじめにでてくるウェストポイント(米国陸軍士官学校)の例で示されています。

才能よりも努力が重要

本書では下記の式を用いて、努力の重要性を説いています。

 才能  × 努力 = スキル
 スキル × 努力 = 達成(つまり成果)

「才能とは、努力によってスキルが上達する速さのこと。いっぽう達成は、習得したスキルを活用することによって現れる成果のことだ」
と説明しています。

GRITが強ければ困難に直面しても決して諦めずに努力して一歩ずつ前進できます。
だからGRITが重要なのです。

どうすればGRITを伸ばすことができるか

GRITは先天的な要素(例えば190cmを超えるような身長など)ではないため(ただし、ある程度は遺伝の影響を受けます)伸ばすことができます。

GRITを伸ばす方法には大きく2つの方向性があります。
ひとつが内側から伸ばす方法、もうひとつが外側から伸ばす方法です。

GRITを内側から伸ばす方法

興味もっているものほど情熱をもって取り組むことができます(逆に、嫌いなことを頑張り続けることはできない)

また、目的を持つことも有効な手段です(とくに、これは人のためになっていると思えることが重要)

他にも、この人のようになりたいと思える人をもつことも有効です。
そして、常に希望を持ち続けることも重要です。

GRITを外側から伸ばす方法

外側から伸ばす方法とはつまり、誰かに自分のGRITを伸ばしてもらう方法です。

例えば、支えてくれる人(例えばメンター)を持つこと。
課外活動に参加し、1年以上やり遂げること(しっかり結果を出すことが望ましい)
GRITが強い集団に所属すること(やり遂げることが当たり前になる)などがあげられます。

さいごに

本書では、

「人は誰でも限界に直面するーー才能だけでなく、機会の面でもだ」

と述べていますが、同時に

「しかし実際には、自分で勝手に無理だと思いこんでいる場合が多い」

とも述べています。

どんな小さな事柄に対しても途中で投げ出さずにやり通すというのは間違いですが、
自分にとって重要なことに対しては決して投げ出してはならないと、本書を通して学びました。

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