BackEnd

Shrineをモデルに関連付けないで使用してハマったこと

投稿日:2018年1月9日 更新日:

はじめに

ShrineはRailsでのアップロードを簡単に行えるようにするGemです。
詳しくはこちらを御覧ください。

Shrineで画像をアップロードする処理を実装するなら、多くの場合モデルに関連付けて使用すると思います。
しかし、今回は下記の理由によりモデルに関連付けずに使用しました(ファイル名自体はDBに保存しています)

  • モデルに関連付けて使用する場合テーブルにtext型のxxx_dataというカラムが必要になる。
  • (S3の署名付きURLなどで)画像の公開範囲を制限したいのでShrineが提供しているメソッドがそのままでは使えない。

実装の際、アップロード時のリサイズやバリデーションなどに少しハマったので対応方法を記載します。

アップロード時にリサイズする

まず、アップロードに関する処理ですが、他のアップロード処理にも使いまわせる用にモジュール化しています。

実装のアップロードは「upload_images」で行っており、引数はStrong Parametersです。

次に、モデルに関連付ける場合のアップローダのコード例は下記のとおりです。

上記のコードではアップロード時にリサイズ処理が実行されません。
モデルに関連付けない場合は下記の用になります。

アップロード時のバリデーション

バリデーションを行うためにモデルにアタッチする必要があったので、やむなくモデルに「image_data」というattributeを追加しました。

アップロード時に古いファイルを削除する

モデルに関連付ける場合、アップロードし直すと古い画像が削除されますが、関連付けない場合画像がどんどん増えていきます。
下記の方法でアップロード時に古いファイルを削除するようにしました。

さいごに

モデルに関連付けずにShrineでアップロードする際にハマったポイントと対応について紹介しました。

blog-page_footer_336




blog-page_footer_336




-BackEnd
-

執筆者:

免責事項

このブログは、記事上部に記載のある投稿日時点の一般的な情報を提供するものであり、投資等の勧誘・法的・税務上の助言を提供するものではありません。仮想通貨の投資・損益計算は複雑であり、個々の取引状況や法律の変更によって異なる可能性があります。ブログに記載された情報は参考程度のものであり、特定の状況に基づいた行動の決定には専門家の助言を求めることをお勧めします。当ブログの情報に基づいた行動に関連して生じた損失やリスクについて、筆者は責任を負いかねます。最新の法律や税務情報を確認し、必要に応じて専門家に相談することをお勧めします。


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

Go言語

GoでStructのAccessorを自動生成する

1 はじめに2 Accessorを自動生成する2.1 基本的な使い方2.2 receiver変数を変更する場合2.3 生成するファイル名を変える場合2.4 排他制御を行い場合3 どのように生成している ...

laravel logo

[Laravel] middlewareでHTTPリクエストの前後に処理を入れる

1 はじめに2 middlewareとは3 実装3.1 middleware作成3.2 コード実装4 middleware定義4.1 常に呼び出す4.2 特定のURLにアクセスした時のみ呼び出す4.3 ...

rails

Active Strageを使用してユーザーのアバターを登録、表示する

1 はじめに1.1 環境2 セットアップ2.1 前準備2.2 マイグレーションファイル作成2.3 設定ファイル3 実際に使って見る3.1 モデル3.2 コントローラー3.3 ビュー4 個人的メモ4.1 ...

新時代のPythonプロジェクト・パッケージ管理ツール「Rye」使ってみた

1 はじめに2 Ryeとは?3 Ryeを使ってみる3.1 Ryeのセットアップ3.2 仮想環境に入る3.3 依存パッケージの追加4 VSCodeから使ってみる5 さいごに6 おすすめ書籍 はじめに P ...

Stripe Connectを使って継続課金にクーポンを適用する

1 はじめに2 クーポンについて2.1 クーポンのタイプ2.2 期間2.3 引き換え回数制限2.4 その他3 クーポンの作成4 クーポンの使用4.1 定期支払にクーポンを適用4.2 Checkoutで ...

フォロー

blog-page_side_responsive

2018年1月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

アプリ情報

私たちは無料アプリもリリースしています、ぜひご覧ください。 下記のアイコンから無料でダウンロードできます。