BackEnd

Capistrano3でRailsアプリケーションをデプロイする

投稿日:2017年7月14日 更新日:

はじめに

最近、現在開発中のアプリケーションのステージング環境の構築を行なっています。
それにあたり、初めてCapistranoの設定を行いましたので、ここに設定した内容をまとめます。

注意点としては、DBスキーマの管理にMigrationではなくridgepoleというGemを利用しています。
興味がある方はこちらの記事をご覧ください。

また、OctopusというGemを利用しています。
https://github.com/thiagopradi/octopus

前提条件

ruby 2.4.1
rails 5.1.0
capistrano 3.8.1
unicorn 5.3.0
ar-octops (GitHubからインストール)
ridgepole 0.6.5

 

Cpistranoについて

Capistranoはデプロイを自動化するフレームワークです。
Railsのほか、JavaやPHPで書かれたアプリケーションのデプロイにも使われます。
https://github.com/capistrano/capistrano

 

導入

Gemのインストール

Gemfileに下記のgemを追加してbundle installします。

設定ファイルの準備

下記のコマンドを実行してCapistranoの設定ファイルを作成します。

 

このコマンドを実行すると、下記の通り設定ファイルが作成されます。

 

デプロイ設定

Capfileを修正する

生成されたCapfileを下記の通り修正します。

各環境で共通のデプロイ設定を記述する

共通の設定はdeploy.rbに記述します。

環境ごとのデプロイ設定を記述する

今回は開発環境の構築ですので、staging.rbを修正します。

Unicornの設定

下記の通り、config/unicorn/staging.rbを作成します。

 

実行

ターミナルで下記のコマンドを実行します。

 

さいごに

ステージング環境の構築にあたり、Capistranoによるデプロイの設定をまとめました。

blog-page_footer_336




blog-page_footer_336




-BackEnd
-,

執筆者:

免責事項

このブログは、記事上部に記載のある投稿日時点の一般的な情報を提供するものであり、投資等の勧誘・法的・税務上の助言を提供するものではありません。仮想通貨の投資・損益計算は複雑であり、個々の取引状況や法律の変更によって異なる可能性があります。ブログに記載された情報は参考程度のものであり、特定の状況に基づいた行動の決定には専門家の助言を求めることをお勧めします。当ブログの情報に基づいた行動に関連して生じた損失やリスクについて、筆者は責任を負いかねます。最新の法律や税務情報を確認し、必要に応じて専門家に相談することをお勧めします。


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

Go言語

FSMを使った状態管理をGoで実装する

1 はじめに2 FSMとは3 基本的な実装3.1 実装する状態管理の概要3.2 状態管理を実装する4 structを定義した応用的な実装5 FSMの可視化6 さいごに7 おすすめ書籍 はじめに 一般的 ...

rails

Rails5で出力される「alias_method_chain is deprecated.」について

1 はじめに2 alias_method_chainとは3 Module#prependとは4 とりあえず、DEPRECATION WARNINGの出力をなくしたい5 さいごに はじめに 直近のプロジ ...

laravel logo

Laravelの開発環境構築

1 はじめに2 開発環境構築2.1 Homestead2.2 Laradock3 Laradockで開発環境構築3.1 Laradockのダウンロード3.2 コンテナの設定ファイルを作成3.3 コンテ ...

laravel logo

Deployerで複数の環境やサーバにデプロイするには

1 はじめに2 hosts.ymlファイルの作成3 プロダクション・ステージング環境を分ける3.1 ymlファイルの記載3.2 デプロイコマンド4 複数台のサーバに同時リリースする4.1 ymlファイ ...

【Ruby Advent Calender 2017】Rubyでスクレイピングをしてみる【11日目】

1 はじめに1.1 概要2 仕様3 ソースコード4 使用したモジュール、Gem5 対象ページを取得6 XPATHから目的のものを抜き出す7 次のページのリンクを取得する8 他のサイトの記事でも試してみ ...

フォロー

blog-page_side_responsive

2017年7月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

アプリ情報

私たちは無料アプリもリリースしています、ぜひご覧ください。 下記のアイコンから無料でダウンロードできます。