BackEnd

Moment Timezoneを使ってJavaScriptで日付を変換する

投稿日:2018年11月8日 更新日:

はじめに

グローバルなアプリケーションだと、地域ごとにその地域にあったタイムゾーンで時間を表示したいケースがあります。実装の方針としては大きく分けて2つあり、バックエンドで日付を変換する方法とフロントエンドで日付を変換する方法です。
今回はセレクトボックスでタイムゾーンを選択するケースを想定し、フロントエンド側で日付を変換する方法としてMoment Timezoneを使った方法を紹介します。

Moment Timezone

Moment Timezone は日付の操作に関する様々な機能を提供するJavaScriptのライブラリです。サマータイムに対応しており、自動的に日付が補正されます。

セットアップ

パッケージマネージャとしてyarnを使い、Railsアプリケーションで使用する前提で説明します。まずは、moment-time-zone-with-dataをインストールします。

次にRails側のロード処理をapplication.jsに追加します。

使用例

それでは、一般的な使い方を説明します。文字列からZone Objectを生成し、表示してみます。

Moment Timezoneの機能

Moment Timezoneの機能をいくつか紹介します。

タイムゾーンの一覧を表示する

Moment Timezoneで変換できるタイムゾーンの一覧は下記のように取得できます。

現在のタイムゾーンを表示する

現在、自分がいる地域のタイムゾーンは下記のように取得できます。

様々なフォーマットからパースする

Moment Timezoneでは様々なフォーマットからパースすることができます。

任意のタイムゾーンで日付を変換する

Zone Objectを別のタイムゾーンへ変換する方法は下記のとおりです。

フォーマットを指定して日付を表示する

Moment Timezoneでは指定したフォーマットで日付を出力することができます。

様々なパラメータを取得する

Zone Objectのパラメータの一部を紹介します。

さいごに

Moment Timezoneを使ってフロントエンドで任意のタイムゾーンに日付を変換する方法を紹介しました。

おすすめ書籍

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