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Laravelで認証APIを作る

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はじめに

一般的にWebには認証機能があるケースが多いと思います。今回はLaravelで認証APIを作る方法として、JWTを使った方法を紹介します。

条件

以下のバージョンを対象としています。

  • PHP 7.3
  • Laravel 5.5

JWTとは

JWTとは、JSON Web Token の略で認証情報のやり取りに用いられます。JWTの仕組みについてはこちらを御覧ください。

準備

認証機能を有効化

以下のコマンドでLaravelの認証機能を有効化させます。

マイグレーションは実行しておきましょう。

jwt-authのインストール

JWTのライブラリとして jwt-auth を使用します。以下の通りインストールします。

コンフィグファイルの作成

以下のコマンドを実行してコンフィグファイルを作成します。実行すると config/jwt.php が生成されます。

secretの作成

以下のコマンドを実行して secret を作成します。実行すると、.env に JWT_SECRET が設定されます。

Userモデルを修正

今回は既存のユーザーモデルを認証に使います。ユーザーモデルに2つのメソッドを追加します。

guardを修正

config/auth.php を修正します。

認証用コントローラーの作成

コントローラーを作成して認証機能を実装します。以下のコマンドで AuthController.php を作成します。

作成したコントローラーに認証機能を実装します。ログイン中のユーザーのデータは auth()->user() で取得できます。

ルーティング設定

routes/api.php に作成したメソッドを紐づけます。

疎通確認

curlで疎通確認をしてみましょう。ユーザーデータは予め作成しておいてください。

以下のようにリクエストを投げると、

以下のようなレスポンスが返却されます。

また、認証が必要なAPIをコールする場合は、以下のように Authorization ヘッダーに Bearer: {token} を付加してリクエストを投げます。

さいごに

jwt-auth を使ってLaravelでログインAPIを実装する方法を紹介しました。

おすすめ書籍

初めてのPHP PHPフレームワーク Laravel Webアプリケーション開発 バージョン5.5 LTS対応 Vue.js入門 基礎から実践アプリケーション開発まで

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