Tech

[Unity] Terrain(地形)を使ってみた

投稿日:2019年6月24日 更新日:

はじめに

こんにちは、suzukiです。最近Unityを少しだけ触る機会がありコードを書かずに、色々遊んでおりました。
ツール系のアプリの作成が多くゲームアプリはあまり開発したことがなかったので、とても新鮮でした。今回は一番インパクトを感じたTerrainというオブジェクトについて触れて行けたらと思います。

Unity Version 2019.1.0f2

Terrainの追加方法

それではUnityにTerrainを追加しましょう。
HirerchyのCreateから3D Object→Terrainと選択します。

デフォルトではPositionが(x:0,y:0,z:0)に配置されます。
またサイズはxとzが共に1000です。
Qubeという立方体のオブジェクトはxとyが共に1なので規模感が違います。
この広大なスペースを使い地形を作成できます。

Terrainの使い方

それではTerrainの基本的な使い方を説明させていただきます。

赤枠の箇所がTerrainを編集するタブで左から下記の名前がついています

  • Create Neighbor Terrain
  • Paint Terrain
  • Paint Tree
  • Paint Detail

Create Neighbor Terrain

もともと広大なスペースのTerrainですがそれでも足りない場合はCreate Neighbor Terrainを使います。
こちらを選択すると、Sceneが下記のようになります。

白枠をタップすると隣り合う形でTerrainが追加されます。

このようにTerrainを広げていくことができるのですが、あまり大きくしすぎると表示がおかしくなったりするので気をつけてください。

Paint Terrain

Paint Terrainは地形の高低の編集とテクスチャの設定が可能です。
Paint Terrainの機能は複数あります。

  • Raise or Lower Terrain
  • Paint Texture
  • Set Height
  • Smooth Height
  • Stamp Terrain

この記事ではRaise or Lower TerrainとPaint Textureの使い方を説明します。

Raise or Lower Terrain

Raise or Lower Terrainを選択

選択すると3つの項目が表示されます。

  • Brushes:ブラシの形
  • Brush Size:ブラシのサイズ
  • Opacity:影響度(クリックした時にどれだけ高低差がつくか)

それぞれを調整しながら
ブラシの範囲を隆起させたい場合はクリック
隆起させた箇所を下げたい場合はShift + クリックで高低の調整ができます。

Paint Texture

Terrainのテクスチャの設定を行います。
まずはテクスチャをAssetStoreから取得しましょう。
ここではTerrain Textures Pack Freeを使用します。Terrain Textures Pack Freeには草地の地面のテクスチャが2種類と岩肌の地面のテクスチャが3種類用意されています。

続いて、PaintTextureの選択をします。

Edit Terrain LayersからCreate Layerを選択します。
設定したいテクスチャを選択しダブルクリックかエンターで決定です。
最初に設定するテクスチャがTerrain全体に反映されます。
Normal Mapを設定すると立体感が出ます。

一部分に他のテクスチャを設定したい場合はEdit Terrain LayersからCreate Layerで他のテクスチャの登録を行います。
登録できたらスクリーンショットのように二つのテクスチャが並んでいるので、新しく追加したテクスチャを選択します。

  • Brushes:ブラシの形
  • Brush Size:ブラシのサイズ
  • Opacity:影響度

それぞれ確認しScene上で色の変更を行いたい箇所をクリックしテクスチャの変更を行います。

さいごに

長くなってしまいましたので、今回はこちらまでとします。
次回Paint TreeとPaint Detailを説明させていただきます。
UnityはAssetがたくさんあるので、コードを記述せずにできることがとても多いと思います。
今後は面白いAssetを探しながらUnityに触れて行きたいと思います。

おすすめ書籍

Unityの教科書 Unity2019完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座 作って学べる Unity 超入門 スラスラ読める Unity C#ふりがなプログラミング

blog-page_footer_336




blog-page_footer_336




-Tech
-

執筆者:

免責事項

このブログは、記事上部に記載のある投稿日時点の一般的な情報を提供するものであり、投資等の勧誘・法的・税務上の助言を提供するものではありません。仮想通貨の投資・損益計算は複雑であり、個々の取引状況や法律の変更によって異なる可能性があります。ブログに記載された情報は参考程度のものであり、特定の状況に基づいた行動の決定には専門家の助言を求めることをお勧めします。当ブログの情報に基づいた行動に関連して生じた損失やリスクについて、筆者は責任を負いかねます。最新の法律や税務情報を確認し、必要に応じて専門家に相談することをお勧めします。


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

react-icon

【React初心者】改めて主要なhookの使い方

1 はじめに2 useState3 useEffect3.1 useLayoutEffect4 useCallback5 useContext6 さいごに7 おすすめ書籍 はじめに 今回はReactで ...

【Unity】AssetStoreで取得したCharactorにThirdPersonCharacterの動きを設定する。

1 はじめに2 AssetStoreからインポート2.1 RPG Hero PBR HP Polyart2.2 StandardAssets3 ThirdParsonCharactorの動きについて3 ...

icon

ドキュメント作成の技術「テクニカルライティング」とは

1 はじめに2 テクニカルライティングとは3 少しでも分かりやすく、簡潔にする3.1 一文一義3.2 長くしすぎない、繋げすぎない3.3 長さの目安は?4 伝わりやすく書く4.1 まず主題を書く4.2 ...

【Unity】StarterAssetのThirdPersonControllerにアニメーションを追加する

1 はじめに2 Animationの追加3 Animatorの編集4 コードの修正5 さいごに6 おすすめ書籍 はじめに こんにちはsuzukiです。今回はThirdPersonControllerに ...

【Unity】Animatorを利用するための基本知識

1 はじめに2 Animator3 Stateの追加4 Transitionの追加5 パラメーターの作成6 さいごに7 おすすめ書籍 はじめに こんにちはsuzukiです。今回はunityのanima ...

フォロー

blog-page_side_responsive

2019年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

アプリ情報

私たちは無料アプリもリリースしています、ぜひご覧ください。 下記のアイコンから無料でダウンロードできます。