iOS

iOSでFirestoreを使ってみた

投稿日:2019年9月26日 更新日:

はじめに

こんにちは、Yossyです。
今回も個人で作成中のアプリで使用しているFirebase機能の中から、
Firebase Cloud Firestoreの紹介をしたいと思います。

Cloud Firestoreとは

iOSやAndroidからネイティブ SDK を介して直接アクセスできるNoSQL ドキュメント志向クラウドデータベースです。
サーバー側の実装が必要なく、クライアントのみの実装でクラウドデータベースとのやり取りを行う事が出来ます。

仕組み

公式では次の通りに説明されています。

NoSQL データモデルに従い、値に対応するフィールドを含むドキュメントにデータを格納します。これらのドキュメントはコレクションに格納されます。コレクションは、データの編成とクエリの作成に使用できるドキュメントのコンテナです。

ドキュメントとは

データを格納するストレージ。値にマッピングされるフィールドを含む軽量のレコードです。各ドキュメントは名前で識別されます。
サポートされているデータ型はこちらの通りです。
例えば、以下の様に idname を持った user1 というドキュメント作成出来ます。

コレクションとは

データを格納するコンテナです。複数のデータを格納する事が出来ます。
コレクション自体を作成する必要はなく、最初のドキュメントを作成する際に自動でコレクションも作成されます。
コレクション内の全てのドキュメントを削除すると、コレクションも削除されます。
例えば、以下の様に users というコレクションに、 user1user2 という2つのドキュメントを格納する事が出来ます。

サブコレクションとは

ドキュメント内に保存されたコレクションを指します。
このサブコレクションによって、データを階層的に保存する事が出来ます。
例えば、以下の様に user1 のドキュメント内に items というサブコレクションを作成する事が出来ます。
items の中には item1item2 の2つのドキュメントが格納されています。

データの保存

新規保存

実際にデータを保存してみたいと思います。
事前準備としてFirebaseプロジェクトの作成とデータベースの作成を行っておきます。
作り方はこちらを参照ください。
まず、 Firestore.firestore() を呼び出し、Cloud Firestoreの初期化とFIRFirestoreインスタンスの取得を行います。
setData( ) メソッドを使い、引数に保存したいデータを指定します。
コレクションは、ドキュメントを新規保存する際に自動的に作成されますので、名称だけ指定してあげます。

実際にコンソール画面で確認すると、 users というコレクションに user1 ドキュメントが保存されている事が確認出来ます。

追加

既存のドキュメントにデータを追加したい場合は、 setData() メソッドに引数 (merge:true) を追加します。
既存のデータを上書きせずに、データを追加する事が出来ます。

こちらも、コンソール画面で確認すると先程のドキュメントにデータが追加されている事が確認出来ます。

サブコレクションの保存

サブコレクションを保存する際は、ドキュメントの中で、コレクションと配下のドキュメントを作成します。

コンソール画面で確認すると、ドキュメントの中にサブコレクションが作成されている事が確認出来ます。

データの取得

データを取得する際は、データの参照パスを示すリファレンスオブジェクトを使用します。
公式では次の通りにリファレンスの事が説明されています。

リファレンスは、データベース内の場所を参照するだけの軽量なオブジェクトです。リファレンスはそこにデータが存在するかどうかにかかわらず作成することができ、リファレンスを作成してもネットワーク操作は実行されません。

単一ドキュメント

ドキュメントより単一ドキュメントを取得したいと思います。
まずは、ドキュメントまでのリファレンスを作成します。
リファレンス作成後に、 getDocument( ) メソッドでデータを取得します。

複数ドキュメント

複数のドキュメントを取得したいと思います。
取得したいドキュメントが格納されているコレクションまでのリファレンスを作成します。
リファレンス作成後に、 getDocuments( ) メソッドで、配下のドキュメントを全て取得します。

さいごに

Firebase Cloud Firestoreを利用すれば、サーバーサイドの実装の手間を省いてオンラインデータベースを利用出来て便利です。
他に、クエリ機能でデータを検索して取得したり、ドキュメントにリスナーを付けてリアルタイム処理を行ったりも可能です。
その辺りの事も書きたいと思います。

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