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UserNotificationsの使い方について

投稿日:2019年12月9日 更新日:

はじめに

普段の業務ではプッシュ通知の制御にまだUIApplicationDelegateのメソッドを使用しているのですが、近々UserNotificationsフレームワークに切り替える必要がありそうなので基本的な使い方についてまとめてみたいと思います。

UserNotificationsフレームワーク

iOS10以降に対応しているプッシュ通知のフレームワークです。
APNsを介したサーバーからの通知とローカル通知を実装する事が出来ます。
また、iOS9まではアプリがフォアグラウンド時に通知を受け取った場合は通知バナーを表示しませんでしたが、このフレームワークを使用するとフォアグラウンド時でも通知バナーを表示する事が出来ます。

基本実装

デリゲートの設定

UserNotifications をimportし、 UNUserNotificationCenterDelegate に準拠します。
下記例では、AppDelegateクラスの application(_:didFinishLaunchingWithOptions:) の中でデリゲートを設定しています。

ユーザー許可

今まで同様にまずユーザーにプッシュ通知の許可を求めるダイアログ表示を行います。
この際に、通知音やバッジの有無などのオプション設定を行う事が出来ます。
ユーザーが許可したらデバイストークンの発行処理を行います。

デバイストークン取得後

デバイストークンが発行されたら、トークンをプッシュ通知用サーバーに送る等の処理を行うと思います。
ここは今まで通りUIApplicationDelegateのメソッドで行います。
ちなみに、iOS13以降でトークン仕様が変更となっているので、詳細はこちらの記事を参照してみてください。

バックグラウンドで通知受信

バックグラウンドで通知を受信した時や通知バナーをタップした時は以下のメソッドが呼ばれます。
response から通知内容を取得する事が出来ます。
公式リファレンスによると、最後に completionHandler() を明示的に呼んであげる必要があるようです。

フォアグラウンドで通知受信

フォアグラウンド時で通知を受信した時は以下のメソッドが呼ばれます。
completionHandler() の引数で通知バナーの表示/非表示や通知音のON/OFFの設定を行う事が出来ます。
このメソッドを実装しないと、iOS9までと同様に通知バナー等は表示されません。

さいごに

iOS10以降のプッシュ通知では他にサイレントプッシュやNotification Service Extensionを利用したリッチプッシュなどの機能もあるので、機会があればこちらも記事にしたいと思います。

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