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MapKitをSwiftUIで使ってみた

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はじめに

iOS14からSwiftUIがMapKitに対応出来るようになったので、今回は一通り基本的な使い方を紹介したいと思います。

地図の表示

まずは地図を表示したいと思います。iOS14からは以下のようにMapKitがimportできるようになっています。

そうしたら緯度経度など表示領域を指定する為、MKCoordinateRegionを宣言します。今回は東京タワーを中心に東西南北1000メートル四方の領域が表示される縮尺で設定しています。

bodyに上記のregionを引数にしてMap(coordinateRegion:)を呼び出します。

これだけで地図が表示されます。

クリッピング表示

イメージと同じようにMapもクリッピング表示ができます、画面の一部分だけにマップを表示したい場合や、デザインにマッチさせることも簡単に行えます。

これで円形にクリッピングして表示ができました。

地図にアノテーションを表示する

マーカーの配置

マーカーの配置用に構造体Spotを作成します。

Spotの配列を作成します、今回は3箇所にマーカーを配置します。

spotlistを使用して地図にマーカーを配置します。

地図にマーカーが表示されました。

ピンの表示

ピンを表示するには先ほどのMapMarkerをMapPinに変えるだけです。

アノテーションのカスタマイズ

標準で用意されているマーカーやピンだけではなく、デザインを指定してアノテーションを使用することもできます。サンプルはイメージとその下にテキストを表示する形式で作成します。まずは先ほどの構造体に表示するテキスト用のパラメータ「name」を追加します。

spotlistを修正します。

MapAnnotationメソッドでカスタムアノテーションを作成します。

そうしたら、このように表示されます。

さいごに

SwiftUIで出来ることも増えてきているので、そろそろSwiftUIでアプリを1本作ってみようかなと思います。

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