BackEnd

Laravel N+1検出ツールの紹介

投稿日:

はじめに

DB利用した実装している際に注意しながらも見落としてしまうN+1問題ですが、自動的に検出してくれるツールがあるのでご紹介します。
Laravel N+1 Query Detector

インストール

composer経由でインストール出来ます。

composer require beyondcode/laravel-query-detector --dev

設定

そのままでもすぐに使用できますが、折角なので設定変更しましょう
/vendor/beyondcode/laravel-query-detector/config/config.php から /config/querydetector.php へ、
configファイルが生成されます。

php artisan vendor:publish --provider=BeyondCode\\QueryDetector\\QueryDetectorServiceProvider

通知方法の追加

デフォルトではアラートとログファイルに検知内容が表示されますが、今回はコンソールにも表示させたいと思います。

設定ファイルの output の箇所に追記します。

テスト

N+1を発生させて、検知させてみたいと思います。

適当なコントローラーとモデルを作成します。

検知結果

以下の様に検知出来ています

画面上アラート

コンソール

ログファイル

ちなみに

configファイルに以下の記述があります。
環境変数にQUERY_DETECTOR_ENABLEDを定義しなければ、環境変数APP_DEBUGを見て、検知内容の表示/非表示を分けている様です。

さいごに

N+1を見落とす確率が大分減ると思うので、こうしたツールは積極的に利用したいですね。

おすすめ書籍

PHP本格入門[上] ~プログラミングとオブジェクト指向の基礎からデータベース連携まで PHPフレームワークLaravel Webアプリケーション開発 バージョン8.x対応 図解まるわかり データベースのしくみ

blog-page_footer_336




blog-page_footer_336




-BackEnd
-,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

laravel logo

LaravelでHTTP通信

1 はじめに2 インストール3 基本的な使い方3.1 GETでリクエストを投げる3.2 リクエストヘッダーを指定3.3 クエリパラメータを指定3.4 timeout時間を指定3.5 POSTでリクエス ...

MySQLでバルクアップデート処理

1 はじめに2 使用するテーブル3 パターン数が少ないシンプルな更新4 パターン数が多い場合4.1 FIELD関数4.2 ELT関数4.3 組み合わせ4.4 パフォーマンス5 さいごに6 おすすめ書籍 ...

GraphQL

いまさら学ぶGraphQL〜概要編〜

1 はじめに2 GraphQLとは?2.1 なぜGraphQLは誕生した?2.1.1 過剰な取得2.1.2 過少な取得2.1.3 エンドポイントの管理3 GraphQLのメリットとデメリット3.1 G ...

rails

Rails Developer Meetup に参加してきました【1日目】

1 はじめに2 発表について2.1 安全かつ高速に進めるマイクロサービス化2.2 Rails in Microservices2.3 MySQL/InnoDB の裏側2.4 H2O/mruby でつく ...

rails

Rails5.2+Pumaのデプロイ設定

1 はじめに1.1 環境2 Pumaとは?2.1 Unicornとの比較2.2 Pumaのスレッド3 Pumaの使い方4 デプロイ設定4.1 Gemを追加4.2 Capfileの設定4.3 deplo ...

フォロー

blog-page_side_responsive

2022年1月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  

アプリ情報

私たちは無料アプリもリリースしています、ぜひご覧ください。 下記のアイコンから無料でダウンロードできます。