BackEnd

Pythonで書かれたスクレイピングのコードをRubyで書いてみる

投稿日:2017年9月27日 更新日:


はじめに

以前、技術評論社さんのデータサイエンティスト養成読本という本を読みました。
いろいろな技術の紹介があり、非常に参考になりました。

その中でスクレイピングに関するサンプルコードもありました。
今回はPythonで書かれていたスクレイピングのコードをRubyで書き直した記事になります。

なお、Pythonで書かれたサンプルの方は実際に書籍をご覧になってください。

仕様

技術評論社さんのサイトに行き、直近の記事タイトルとそのリンクを取得してJSONで吐き出します。

ソースコード

実際に書いたソースコードはこちらになります。
その後、各項目について記載したいと思います。

ファイル名を指定して ruby コマンドで実行できます。

使用したモジュール、Gem

対象ページを取得

open-uriのopenメソッドを使用し、対象URLを開いて取得します。
その際、オプションとしてUser Agentが渡せるので、クローラーだと分かるような名前をつけてあげます。
取得したページはNokogiriでHTMLとして解析して返却します。

XPATHから目的のものを抜き出す

Google Chromeなどを使用すれば、対象のHTMLタグのXPATHを取得することができるので、そちらから目的のものを取得します。
XPATHの説明は、下記の方の記事が分かりやすいかと思います。

同じ階層の、例えば <div> などは配列で返ってくるので、ループして必要なだけ抽出します。
記事タイトル、リンク先それぞれ取得の方法が違うので、メソッドを用意してあげます。

次のページのリンクを取得する

はじめに定数として、 PAGE_NUM = 2 と与えています。
技術評論社さんの記事ページはページングされており、過去の記事を見るためには次のページへ行く必要があります。

このとき、次のページボタンのXPATHを指定し、そのDOMのURLを取得すれば、同様の処理を繰り返すことで次のページの記事も取得できます。
今回のサンプルでは、何ページ目まで取得するか、という意味で PAGE_NUM = 2 が与えられています。
もしそれ以上過去の記事がなければ、リンクが取得できないはずなので、その場合は break します。

さいごに

スクレイピングの勉強がてら書き換えてみました。
Railsで素早くWebページを作成することは違うので、Ruby自体の勉強にオススメです。

blog-page_footer_336




blog-page_footer_336




-BackEnd
-

執筆者:

免責事項

このブログは、記事上部に記載のある投稿日時点の一般的な情報を提供するものであり、投資等の勧誘・法的・税務上の助言を提供するものではありません。仮想通貨の投資・損益計算は複雑であり、個々の取引状況や法律の変更によって異なる可能性があります。ブログに記載された情報は参考程度のものであり、特定の状況に基づいた行動の決定には専門家の助言を求めることをお勧めします。当ブログの情報に基づいた行動に関連して生じた損失やリスクについて、筆者は責任を負いかねます。最新の法律や税務情報を確認し、必要に応じて専門家に相談することをお勧めします。


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

[Dialogflow + CF] アクア様が罵倒してくれたり天気を教えてくれるSlackボットを作る

1 はじめに2 Dialogflowの準備2.1 プロジェクトを作る2.2 Intentを作る2.3 試してみる2.4 WELCOME Intentを作る3 Slackボットを作る4 名前を答える5 ...

laravel logo

LaravelでHTTP通信

1 はじめに2 インストール3 基本的な使い方3.1 GETでリクエストを投げる3.2 リクエストヘッダーを指定3.3 クエリパラメータを指定3.4 timeout時間を指定3.5 POSTでリクエス ...

rails

半年ぶりにRails Tutorialをやったメモ

はじめに Railsを触り始めて半年ほどたちました、tonnyです。 復習もかねてRails Tutorialを実施したので、そのメモを残します。 やはり2回目でも気づくことは多いので、非常に勉強にな ...

Rust入門してみた その4 モジュール編

1 はじめに2 Rustのモジュール2.1 モジュールツリーの構築2.2 サブモジュール2.3 各モジュールの実装2.4 モジュールのプライバシー3 さいごに4 おすすめ書籍 はじめに これまでの記事 ...

Go言語

Go言語でGinkgoを利用してBDDしてみた

1 はじめに2 BDDとは3 Ginkgoについて3.1 Ginkgoの概要3.1.1 Describe3.1.2 Context3.1.3 It3.1.4 JustBeforeEach3.1.5 B ...

フォロー

blog-page_side_responsive

2017年9月
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

アプリ情報

私たちは無料アプリもリリースしています、ぜひご覧ください。 下記のアイコンから無料でダウンロードできます。