多くの方がGitでソース管理していると思いますが、マシンの新調などで環境設定が必要になった場合に何を設定すればいいか困ることがあると思います。
今回はGitの初期設定とそれ以外の便利な設定について紹介します。
ユーザを設定する。
$ git config --global user.name "First-name Last-name" $ git config --global user.email "user@example.com"
常に–no-ffでmergeする。
$ git config --global merge.ff false
pullする際は常にrebaseする。
$ git config --global pull.rebase preserve
出力に色をつける(デフォルトで有効になっている模様)
$ git config --global color.ui true
コマンドを打ち間違えたときに自動的に補完して実行する(意図しないコマンドが実行される場合もあるため使用するなら注意する)
$ git config --global help.autocorrect 1
commit時のデフォルトのメッセージ(の記述されたテキストファイル)を設定する。
$ git config --global commit.template ~/.gitmessage.txt
既存の設定を削除する(help.autocorrectは設定のキー)
$ git config --global --unset help.autocorrect
configは下記の3段階に分かれており、同じ項目の設定がある場合はより上のものが優先されます。
すべての設定を確認したい場合は下記のコマンドで確認できます。
$ git config --list
個別の設定を確認したい場合は下記のとおりです(user.nameは設定のキー)
$ git config user.name
また、段階を指定して確認することもできます。
$ git config --global user.name
(maxOSでの)設定ファイルの保存場所は下記のとおりです。
system | /etc/gitconfigなど |
global | ~/.gitconfig |
local | 対象リポジトリの.git/config |
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Gitで初めに設定する項目と、便利な設定項目について紹介しました。