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Amazon Linux 2でLet’s Encryptが使えない

投稿日:2018年3月1日 更新日:

はじめに

知人からタイトルのような質問をされました。
「そんなわけないだろ」と思い、(この時私にはAmazon Linux 2の知識はほぼありませんでした。今もそんなにありません。)
手助けに入ったのですが、確かに普通にやったら面倒くさそうでした。

結論から申し上げますと、下記のページで対応できました。
本記事もこちらの内容を取り上げさせていただきたいと思います。
Help with certbot on the new “Amazon Linux 2”

Amazon Linux 2

2017年の12月くらいにリリースされたLinuxディストリビューションです。
Amazon Linux 2 のご紹介

Developers.IO 様で紹介されておりましたので、そちらの記事を貼らせていただきます。
【速報】AWS向けの新ディストリビューション Amazon Linux 2 を発表!

Amazon LinuxはRedhat6系のディストリビューションですが、Amazon Linux 2ではRedhat7系のようです。

Amazon Linux Extras Library

個人的にちょっとびっくりしていました。
Amazon Linux 2のパッケージ管理はこいつを使ってやるようです。

よく使うパッケージが並んでいます。
デフォルトは disabled なので、これを enabled にして使用します。

ただEPELリポジトリは参照していないので、別途参照する必要があるようです。
Centos、RHEL、または Amazon Linux が実行されている Amazon EC2 インスタンスに対して EPEL リポジトリを有効にする方法を教えてください。

Let’s Encrypt

Let’s Encrypt 総合ポータル

自動化されたフローにより、SSL証明書を無料で発行してくれる機関(プロジェクトです。)
多くのWebサイトでHTTPS化が迫られていますが、無料でかつ簡便な方法でできるのは非常に助かります。

Certbotというクライアントソフトウェアもあるので、実際に使う際はそちらを使うことをオススメします。
Let’s Encrypt の使い方

本題

さて、本題になります。
上記のLet’s Encryptの使い方にしたがって実行しました。

エラーが出ました。
なるほど、 virtualenvpip がいるのかな?という感じで調べていました。
Notes on OS dependencies

ただPythonなんかを入れてもうまく動かず、途方にくれていたところで、はじめに紹介させていただいた記事を見つけました。
Help with certbot on the new “Amazon Linux 2”

正直詳細なことは分かりませんが、上記を元にした手順を記載します。

ダウンロードしたディレクトリ内にある certbot-auto というファイルを編集したいので、コピーをとっておきます。

amazon_linux:2 でも判定が通るようにした感じですかね?
これで certbot-auto コマンドが使えるはずです。
Amazon Linuxでは --debug オプションをつけた方が良さそうです。

さいごに

もし同様のことでお困りの方は試してみてはどうでしょうか?
(自己責任でお願い致します!)
Amazon Linux 2はもう少し知見がたまってから使っても良いのかもしれません。

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