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Kotlin ChartsライブラリとCryptowatchAPIでローソク足を描画してみる。

投稿日:2019年5月27日 更新日:

はじめに

こんにちはsuzukiです。本日はSwiftの記事でも紹介したCryptoWatchのAPIを利用してMPAndroidChartのチャートを表示したいと思います。前回の記事ではOkHttp3の導入で詰まった際の備忘を書いたので、もし詰まってしまった方は参考にしていただければと思います。

CryptoWatchについて

仮想通貨のチャートサイトであり、APIを提供してくれています。
APIの詳細な情報はこちらから確認ができます。
本記事ではCryptWatchのAPIは詳しく触れていません。仮想通貨のレートなどの一通りの情報は取得できるみたいです。今回の記事と違う情報を取得したいのであれば探して頂ければと思います。

OHLC

OHLCとはローソク足の描画に使われる。下記の情報の頭文字です。

  • Open/始値
  • High/高値
  • Low/安値
  • Close/終値

上記の情報をCryptWatchAPIで取得します。

リクエスト方法

CryptoWatchのAPI

ローソク足で表示するため

  • OHLCのデータが複数取得できる
  • スパンは1日ごと

CryptWatchの下記のリンクからリクエストを作成します。
https://cryptowat.ch/docs/api#market-ohlc
下記が基本の形式です。ExchangeとPairが気になる方はそれぞれリストをJSON形式で取得することも可能です。
market/[Exchange]/[Pair]/ohlc
例として値を入力するとhttps://api.cryptowat.ch/markets/coinbase-pro/btcusd/ohlc
アクセスするとJSON形式でデータが取得できます。

今回は一日ごとのデータだけが欲しいため下記の様に指定を行います。
https://api.cryptowat.ch/markets/coinbase-pro/btcusd/ohlc?periods=86400

Androidでの実装

通信周りはOkHttp3を利用します。
またOkHttpで取得したデータをMoshiというライブラリを利用してマッピングします。

実装前の準備

build.gradle(Module:app)に下記の内容を追加

AndroidManifestにパーミッションの追加

データクラスの作成

OkHttpのレスポンスをマッピングするためのデータクラスを作成します。

リクエストの作成

通信のエラーのハンドリングなどは特に記述していません。

データ作成

行なった変更は今までランダム生成していたキャンドル用のデータから通信結果から取得したOhlcListを元に変更しております。

こちらで今回行いたかった通信したデータからチャートの作成が完了です。
念のためコードの全量を記述いたします。

最後に

なんとか通信の内容をチャートに表示することができました。
kotlinは業務での使用があまりないので、今更な情報が多く思われたら申し訳ございません。
ライブラリ周りはそれぞれの開発環境の違いを多く感じますが、きちんと学んで行けたらと思います。

おすすめ書籍

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