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Github Copilot CLIのセッションデータ

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はじめに

Copilot CLIのセッションはローカルマシン上に保存されていて、セッションを復元できるほかに、内容を参照することで、作業内容を振り返ったり、改善のヒントをもらったり、実際に改善タスクをCopilotに依頼することができます。

セッションの保存場所と復元

Copilot CLIのセッションは ~/.copilot/session-state/ に保存されていて、 copilot --resume コマンドを使用すると、保存されたセッションを選択して再開することができるようになっています。
また、各セッションの中には session.db というSQLiteファイルが保存されていて、Copilotに過去の作業についての質問をしたり、 後ほど説明する /chronicle コマンドを使用する場合に、SQLiteファイル内をクエリして、内容を参照するようになっています。

過去の作業についての質問

「最近、TODOリストの仕様書作成ってした?」と質問すると、以下のようにセッションを思い出してくれます。

/chronicle コマンド

このスラッシュコマンドを使うと、セッションデータを参照して、自分のCopilotの使用状況を分析したり、もっと上手く活用するための提案をしてくれます。
基本的には /chronicle <SUBCOMMAND> の形式で使用します。SUBCOMMANDに続けて追加の指示を出すことができます。
何度か試してみたところ、追加の指示を与えない場合は、全てのセッションを探しに行くことがあります。
そのため、現在のディレクトリのみに限定したい場合には「このディレクトリの作業について」と指示を与えると、指示通りの生成結果となりました。

/chronicle standup

このコマンドを使うと、最近のセッションで行った作業をまとめたレポートを生成します。
「/chronicle standup このディレクトリの作業について 」と依頼した結果です。

/chronicle tips

Copilot CLIをより効果的に使用するためのヒントを生成します。「/chronicle tips このディレクトリについて」と依頼した結果です。

/chronicle improve

Copilotがユーザの意図を誤解した可能性のある箇所や、やり取りが頻繁に行われた箇所を特定し、今後Copilotがユーザの指示をよりよく理解できるようにするためのカスタムインストラクションを生成します。
分析が終了すると、以下のようにカスタムインストラクションに追加する候補を提示してくれます。

この中から追加したいものを選択すると、補足説明の追加を聞かれる場合があります。
何も書かないと英語での出力となったため、日本語指定をすると良いと思います。(補足説明で聞かれない場合は、ファイル書き込みの確認時に日本語指定をすると、日本語になりました。)

カスタムインストラクションの作成が完了すると、後続で追加のおすすめ設定も提案してくれます。例えば、今回はReactのプロジェクトを題材としたため、Playwright MCPの追加を提案されました。

/chronicle reindex

セッションストア(SQLiteのデータベース)を再インデックスするコマンドです。
セッションストアには、セッション中に自動で定期的に保存されるほか、終了時にも保存されるので、通常は使う必要のないコマンドですが、以下の場合に有効です。

  • 古いセッションのインデックス作成をするとき
    セッションストア機能が存在する以前に作られた、古いセッションに対するインデックスを作成できます。
  • セッションの削除をするとき
    セッションを削除するには、セッションディレクトリを削除してから、再インデックスをします。
  • 別マシンからのセッションの移行/復元をするとき
  • セッションファイルが破損したり、削除してしまった時
  • Copilotが予期しない終了をした時

さいごに

Copilotは、ただセッションを記録するだけでなく、Copilotをもっと上手く使うための手段が提供されていることを知ることができました。

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