iOS

[Swift3] SwitchとEnumを使ってSectionやCellを指定する

投稿日:2017年10月18日 更新日:

はじめに

どうも、はじめです。

今回はSectionやCellの指定にSwitchとEnumを使ってみようと思います。
SwitchとEnumを使用するメリットとしてはEnumのすべてのCaseを網羅していないとエラーになってしまうため
漏れが無くなるところにあります。
複数人で開発をしている時などにとても便利ですね。

今回は例としてCellのTitleをEnumのCase毎に変更してみようと思います。

実行結果は以下のようになります。

 

 

では早速。

 

環境

・Xcode 8.3.3
・Swift 3

 

Enumの用意

まずは使用するEnumを用意します。

上記のままだとCell数を返す時のcountが返せません。
調べてみてもあまり気持ちい書き方が見当たらずもやもやするところもありますが、
以下を追記することでcountを返すことができます。

 

Tableの用意

通常通りTableの用意をしておきます。

1. StoryBoard上でTableViewを追加し、delegateとdatasourceを設定
2. ViewControllerにUITableViewDelegateとUITableViewDataSourceを継承させる
3. UITableViewDataSourceの実装必須メソッドを追記

 

Cellの返却にEnumを使用する

さて、ようやく本題に来ました。
まずはCell数を返します。
Enumの用意の際にEnumのCaseの数を取得できるようにしていたので
以下を記述するだけでCaseの数を取得することができます。

 

次にEnumのCase毎にCellのTitleを変更させます。

ここで使用するCaseにEnumのすべてのCaseが使用されていなければエラーとなります。
また、SwitchにEnumを使用することでDefaultを記述する必要がなくなります。
こうすることによって網羅していなければいけない箇所でも漏れがなくなります。

 

以上で完成です。
完成後のソース全量を表示しておきます。

 

さいごに

SwitchとEnumの組み合わせは他にもいろいろな場所で利用できると思います。
今回はCellに使用しましたが、TableやCollectionだけでもSectionに使用したり
HeightやLayoutの変更に使用したりとかなり便利だと思います。

最後まで見ていただきありがとうございました。

blog-page_footer_336




blog-page_footer_336




-iOS
-

執筆者:

免責事項

このブログは、記事上部に記載のある投稿日時点の一般的な情報を提供するものであり、投資等の勧誘・法的・税務上の助言を提供するものではありません。仮想通貨の投資・損益計算は複雑であり、個々の取引状況や法律の変更によって異なる可能性があります。ブログに記載された情報は参考程度のものであり、特定の状況に基づいた行動の決定には専門家の助言を求めることをお勧めします。当ブログの情報に基づいた行動に関連して生じた損失やリスクについて、筆者は責任を負いかねます。最新の法律や税務情報を確認し、必要に応じて専門家に相談することをお勧めします。


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

swift

[iOS]意外と簡単ウィジェット機能を実装してみる

1 はじめに2 OSごとのできること3 ウィジェットの実装3.1 Today Extensionの追加3.2 Chartを表示3.3 表示を増やす3.4 ウィジェットをタップした際にアプリを起動する4 ...

【Swift】URLスキームのアプリ間連携について

1 はじめに2 アプリ間連携とは2.1 URLスキーム2.2 App Groups3 URLスキームの実装方法について3.1 URLスキームの設定3.2 カスタムURLスキームの設定4 URLスキーム ...

[Swift]アプリのフォアグラウンドに特定の処理を行う。

1 はじめに2 今回の目標3 画面構成4 通知の設定4.1 通知の送信4.2 通知の受信と削除-BaseController5 それぞれの画面の設定5.1 初期画面(FirstViewControll ...

【Swift】Tesseract-OCR-iOSを使って文字の読み取り

1 はじめに2 導入準備2.1 ライブラリのインポート2.2 言語モデルのインポート2.3 カメラを利用する準備3 レイアウト作成4 カメラ撮影5 データ解析5.1 UIImageのエクステンション5 ...

【Swift】WKWebViewのWKUserContentControllerで循環参照

1 はじめに2 循環参照が起きた原因2.1 実装2.2 実装の問題の箇所2.3 修正方法3 さいごに4 おすすめ書籍 はじめに こんにちはsuzukiです。今回はwebviewのWKUserConte ...

フォロー

blog-page_side_responsive

2017年10月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

アプリ情報

私たちは無料アプリもリリースしています、ぜひご覧ください。 下記のアイコンから無料でダウンロードできます。