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RailsでSidekiqを使ってみた

投稿日:2017年12月20日 更新日:

はじめに

非同期処理を簡単に実装できるSidekiqを使ってみました。
Githubのリポジトリはこちらになります。
https://github.com/mperham/sidekiq

今回はRAILS CASTの記事をもとに実施します。

実行環境

  • Ruby 2.4.2
  • Rails 5.1.4

前準備

今回作成するものは、下図のような、コードを入力するとシンタックスハイライトをあててくれるPygmentsのAPIを叩きます。
APIはSidekiqにより別プロセスで実行します。

Redisのインストール

Sidekiqを使用するためにはRedisを起動させる必要があります。
Macを使用されている方はHomebrewでインストールすれば良いかと思います。

Railsの準備

プロジェクト作成

もととなるRailsプロジェクトを作成します。
scaffold で簡易的に作成してしまいます。

作成されるテーブルは下記スキーマのようになるかと思います。
NOT NULL 制約などはつける必要があります。)

新規登録時にAPIを叩く

RAILS CASTに従い、 scafold で生成された create メソッドに追記します。

細かい修正は割愛します。
ただ、APIの返却値はHTMLの文字列です。
そのため、ビューで表示する際に、html_safeでタグを活かした方が良いと思います。
後々のため、空文字チェックだけしておきます。

Sidekiqの準備

Workerを作る

app ディレクトリの下に新たに workers ディレクトリを作成します。
その中に pygments_worker.rb を作成します。

perform で処理を定義してあげます。
先ほど snippets_controller.rb で追記した処理をほぼそのまま移しています。
もともと snippets_controller.rb に記載していた処理を書き換えます。

perform_async で定義した perform を非同期で実行してくれます。

試してみる

Sidekiqを起動させるためには、Redisを起動させておく必要があります。
brew でインストールし、特に何もいじっていなければ下記のコマンドで起動するかと思います。

次にSidekiqを起動します。

最後に、Railsのサーバーを起動します。

さいごに

Sidekiqを簡単に試してみました。
外部APIを使用する場合や重い処理を実行する際には使えそうです。
Sidekiqはいろいろできそうなので、ぜひ公式Wikiを見てください。
https://github.com/mperham/sidekiq/wiki

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