Tech iOS

【iOS14】App Groups を使用して WidgetKit にデータ共有

投稿日:

はじめに

今回はアプリ側のデータをWidgetKitにて表示を行うために、App Groupsを使用してデータの共有を行いたいと思います。

App Groupsとは簡単にいうと、同一デベロッパーが開発したアプリであれば、共有領域にデータを保存することによって、複数のアプリ間でデータの読み書きが行える機能になります。

App Groupsの準備

WidgetKitの準備はこちらの記事をご確認ください。今回はこの記事で作成したWidgetに追加する形でサンプルを記載しています。

App Groupsの許可

まずはホストのアプリのTARGETにある、Signing & CapabilitiesタブでApp Groupsを追加してください。そうすると以下の項目が追加されます。

+ボタンを押下し、グループ名を入力します。今回のサンプルでは「group.com.example.WidgetSample」とします。

そうしたならばWidgetKitのSigning & CapabilitiesタブからApp Groupsを追加します。そうすると先ほど追加したグループが表示されるのでチェックを入れて有効化してください。

App Groupsの使い方

App Groupsの使い方は簡単でUserDefaultsに先ほど指定したIDを使用することで、共有領域にデータを保存することができます。

WidgetKitにデータ共有

これで準備は完了したので、早速WidgetKitにデータを共有して表示を行いたいと思います。

まずはアプリ側でデータの保存とWidgetKitの更新を行います。

WidgetKit側にUtilitiesというstructを作成し、データ取得用のメソッドを追加します。

TimelineEntryに今回表示するようのcountを追加します。

entryを作成する際にデータ取得用のメソッドを呼びます。

追加したcountを表示するようにします。

今回追加したコードを含めたWidgetKitのコード全文になります。

さいごに

アプリのデータをWodgetに表示するのはマストだと思いますので、この記事が誰かの役に立てば幸いです。

おすすめ書籍

[改訂新版]Swift実践入門 ── 直感的な文法と安全性を兼ね備えた言語 WEB+DB PRESS plus 詳解 Swift 第4版 [改訂新版]Swiftポケットリファレンス (POCKET REFERENCE)

blog-page_footer_336




blog-page_footer_336




-Tech, iOS
-

執筆者:

免責事項

このブログは、記事上部に記載のある投稿日時点の一般的な情報を提供するものであり、投資等の勧誘・法的・税務上の助言を提供するものではありません。仮想通貨の投資・損益計算は複雑であり、個々の取引状況や法律の変更によって異なる可能性があります。ブログに記載された情報は参考程度のものであり、特定の状況に基づいた行動の決定には専門家の助言を求めることをお勧めします。当ブログの情報に基づいた行動に関連して生じた損失やリスクについて、筆者は責任を負いかねます。最新の法律や税務情報を確認し、必要に応じて専門家に相談することをお勧めします。


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


関連記事

[C#]Genericsの使い方をまとめてみた。その2

1 はじめに2 Genericsの構文3 型パラメーター4 制約条件5 規定値6 さいごに7 おすすめ書籍 はじめに こんにちはsuzukiです。ブログを書いているときAndroid10が発表され、ア ...

iOS14のWidget機能を使ってみた。

1 はじめに2 Xcode 12 betaの入れ方3 WidgetExtensionの追加方法4 デフォルトのコード説明5 Configurationについて6 プロバイダー6.1 snapshot6 ...

【Flutter】ボタンタップ時に展開するアニメーションがしたい!

1 はじめに2 Flowウィジェット2.1 Animation2.2 AnimationController3 実装4 さいごに5 おすすめ書籍 はじめに Flutterでボタンなどを設置するのはとて ...

【Unity】StarterAssetのThirdPersonControllerにアニメーションを追加する

1 はじめに2 Animationの追加3 Animatorの編集4 コードの修正5 さいごに6 おすすめ書籍 はじめに こんにちはsuzukiです。今回はThirdPersonControllerに ...

Go言語

GoでSMF(MIDI)ファイルを読み込んでみた

1 はじめに2 MIDIとは?2.1 SMFファイルについて2.1.1 Tickと分解能2.1.2 トラックチャンク3 gomidiを使ってSMFファイルを読み込む3.1 gomidiの導入3.2 実 ...

フォロー

blog-page_side_responsive

2020年11月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

アプリ情報

私たちは無料アプリもリリースしています、ぜひご覧ください。 下記のアイコンから無料でダウンロードできます。