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Android 11でdeprecatedになったAsyncTask対応Kotlin編

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はじめに

以前の記事で、Android 11にてdeprecatedになったAsyncTask対応のjava編の記事を書きましたが、今回はそれのKotlin編になります。前回の記事はこちら

基本的な対応

以下のようなAsyncTaskがあるとします。

これを置き換えて行きます。

対応後のサンプル

基本的にはRunnableクラスを作成しExecutorServiceで起動するようにします。呼び出し元に影響を与えないようにexecuteメソッドを用意しRunnableを呼び出します。AsyncTask同様に、onPreExecute、doInBackground、onPostExecuteの順番で呼び出されるようにします。また、onPostExecuteをHandler内で呼び出しているのは、UIの更新をかけることを想定しています。

Coroutinesで実装

Coroutinesとは、Kotlin 1.3から正規にに導入された非同期処理を簡単に実装できる機能です。
AsyncTaskを使用せずにCoroutinesで実装する場合のサンプルを紹介したいと思います。

sampleTaskを呼ぶときはこのようにして呼び出します。

 

最後に

KotlinでAsyncTaskを使用しているケースはあまりないと思いますが、javaから移植だったり古いプロジェクトだとまだ見られるので、これを機にCoroutinesなどにリファクタリングしたいですね。

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