と、本に書いてありました。
どうも、tonnyです。
本日は幻冬舎さんとNewsPicksさんから出ている書籍であるリーダーの教養書を読みましたので、その感想になります。
構成
基本的な構成としては、各ジャンルごとの著名人が簡単な説明をした後、ビジネスマンにオススメの書籍を紹介しています。
カテゴリとしては以下の通りです。
- 歴史
- 経営と教養
- 経済学
- リーダーシップ
- 日本近現代史
- 進化生物学
- コンピュータサイエンス
- 数学
- 医学
- 哲学
- 宗教
タイトルの「教養なきリーダー」について
冒頭では、出口氏と楠木氏の対談があります。
その中で「教養なきリーダーは去れ」という見出しがあります。
「教養」は、様々な分野、事象に関する知識や経験がある、という解釈かと思われます。
予想外の事態になった場合でも、「教養」のあるリーダーならば、慌てずに適切な判断ができるため、部下も安心してついていける、ということです。
(逆に「教養」がない上司のことを「激動おじさん」などとおっしゃっておりますが笑)
リーダーに「教養」が必要な理由(個人的な考え)
リーダーは部下を育てる必要があります。
ただ、部下は様々な要因により、思ったように行動できないことが多いです。
(性格、職務内容やプライベートなことまで)
そんなときに、画一的な指示ではうまくいかないと思っております。
Aさんはこんな境遇だからアプローチXで、Bさんはこんな境遇だからアプローチYで、といった具合に「引き出しを多くする」ために教養が必要だと考えます。
そして、お互いWinWinな状態で進められるようにしたいです。
(どちらかが我慢しなければならない場面も多々ありますが。)
ただ、私自身意識はしているものの、「できているのか?」と聞かれると苦笑いです。
全体の感想として
この本を読んで教養を身につける、というよりは「なぜ教養を身につけなければならないのか?」が、この本のテーマなのかな、と考えます。
例えば医学などは普通の会社員からすると、縁が遠い話な気もします。
ただ、健康ブームと言われる昨今、体調に関する適切な知識を得ないと、期待したような効果を得られないこともありえます。
また、実は私の周りではよくあるのですが、チームメンバーが体調を崩した際に、どのような言葉をかければ良いのか、というヒントになり得る気もします。
(さすがに「這ってでも来い」というのは時代遅れな気もするので。)
既に多くの分野の本を読む習慣がついている方は、「その分野の本を読むことの意義」を再確認する上で読んでみてもよいのではないでしょうか?
さいごに
こちらの本で紹介されていた本は130冊になるそうですが、私が読んだことのある本は3冊しかありませんでした笑
ただ、先日記事にした実行の4つの規律でもオススメされていた、ファスト&スローがあったので、まずはこちらを読んでみたいと思います。
(行動心理学の本らしいです。)
また、私は歴史関係が非常に疎いので、そのあたりも教養として身につけたいと思う所存です。
(ヒトラーやスターリンは読んでみたいのですが、すごい高いですね。。。図書館で探してみます。)